今回は十二単風の色打掛をご紹介させて頂きます

十二単は、女房といわれる朝廷や高貴な人に仕える上級女官が着用していた装束です。宮中などの公の場での晴れの装いで、着用する時も限られていたようです。現在では御即位の大礼の儀、皇族妃のご成婚の儀に用いられます。

十二単は重ね着によって衿、袖口、裾から見える色のコーディネートが特徴です

袿(うちき)を五枚と袿の下に着る単衣(ひとえ)を着ることで表現されます。最盛期には十数枚の袿を重ねていたのが平安時代末期に五枚が正式となりました。

この配色パターンは百種類以上あり女房達は季節や場所にふさわしい優雅な着こなしをして楽しんでいたようです。

当店にはピンクのグラデーションとグリーンを組み合わせた「紅梅の匂い」という配色パターンをイメージした色打掛がございます。「匂い」はグラデーションの事です。

「紅梅の匂い」は婚礼や、お祝いの場で着る配色パターンです

袖口には可愛い房飾りが付いています

フォトウェディングや披露宴でぜひご試着下さい

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