京都にて独学で染色工芸を学び、本手描友禅の高級婚礼衣裳製造の道に入る。
「日本伝統儀式衣裳友禅保存協会」常任理事、「日本伝統儀式 日本の結婚式を守る会」専務理事。
世界に数ある衣裳の中でも、日本の友禅は最高のものとされています。友禅作家である秋山章氏が、彩りが命の本手描友禅染めに本漆、本貝螺鈿、本金箔等により独自の作風を確立し、日本の花嫁着付けコンクールの権威ある「千葉益子賞」において常に友禅うちかけでトップの座を独占し続け、その魅力を広めました。
友禅は、気が遠くなるような時と手の積重ねであり、打掛が仕上がるまでに早いもので半年、長いもので800日の歳月を必要とします。
緊張と精進の800日が日本の女性を美しく彩り、洗礼された柄と色の出逢いによって一幅の絵となるのです。日本の故郷、美の土壌であり染のふるさとである京の地で、今日も友禅の打掛が美しく生まれてゆくのです。
世界文化遺産の由緒ある加茂別雷神社で、御祓いした清めのご衣裳です。その神職が二人の未来、良き時の縁、良き人々との縁、良き物との縁に結ばれますようにと一枚一枚祈りを込めて祓い清めた神聖な打掛です。厳選された認定店でのみ扱える貴重なご衣裳を人生で特別な儀式の一日にお召し下さい。